DJI Mini 2 でも適用される法令
機体重量200g未満の機体でも適用される法令関係について説明します。
(200g以上の機体でも同じ内容が適用されます。)
全ての法律・法令など詳しくなくて恐縮ですが、知っている範囲で羅列します。
かなりザックリな説明になります。
詳しい内容や罰則等については、触れませんのでご了承ください。
小型無人機等飛行禁止法
この法律は、ドローンを用いてのテロ対策として作られたと思います。
よって、抵触するとテロリスト認定されますよ…
試したこと無いのですが、DJI製のドローンはジオフェンスといってGPS情報を基にして飛行禁止エリアに侵入できない構造になっています。
DJI Mini 2 もたまにエリア更新を行っているので飛行できないと思いますが・・・。
(わざと確かめる様な事はしないでね♪)
この法律は、以下の施設上空での飛行を禁止するものです。
- 国の重要な施設等(国会議事堂、内閣総理大臣官邸、最高裁判所、皇居等、危機管理行政機関の庁舎)
- 対象外国公館等
- 対象防衛関係施設
- 対象空港
- 対象原子力事業所
オリンピックや万博など、その時期限定で特措法に基づき指定される施設もあります。
- 大会会場等
- 空港
実際に、ラグビーワールドカップの時は様々な場所に規制がかかりました。
この法律にも例外があり、飛ばすことが出来る人も居ます。
- 対象施設の管理者又はその同意を得た者による飛行
- 土地の所有者等が当該土地の上空において行う飛行
- 土地の所有者の同意を得た者が、同意を得た土地の上空において行う飛行
- 国又は地方公共団体の業務を実施するために行う飛行
ただし、対象防衛関係施設及び対象空港の敷地又は区域の上空(レッドゾーン)においては
- 土地の所有者若しくは占有者が当該土地の上空において行う飛行
- 国又は地方公共団体の業務を実施するために行う飛行
であっても、対象施設の管理者の同意が必要。
航空法の管轄は「国土交通省」
小型無人機等飛行禁止法 の管轄は「警察庁」
になります。
◎長々と書きましたが、上記法律の項目は「ドローン検定」の試験でも出題されます(笑)
軽犯罪法
内容が多彩過ぎて詳しく書けません(笑)
ウッカリ犯しがちな内容から完全アウトなものまで色々ありますので気を付けましょう!
不法侵入
意外と犯しがちな不法侵入。
他のおうちの庭に入るのとかは問題外。
意外とウッカリしがちなのが、上空侵犯。
特に、建物上空を飛ばす時は許可取りをお忘れなく。
盗撮
ドローンで盗撮は無理と思いますが、可能性はゼロではありませんので、念のため。
疑わしい行動も控えましょう。
騒音
これは産業用ドローンなどの大型機でよく起こる問題です。
小さいドローンでも、それなりの音はしますので注意は必要。
道路交通法
離発着時などで歩道を含む道路を使う場合に抵触する可能性あり。
道路を管理する管轄により事情は全く違います。
詳しくは言えませんが、ドローンの離発着のために走ってる車を停止させるなどの道路を専有する行為は絶対に行ってはいけません。
どうしても道路をしたいけど不安な方は、飛行する場所を管轄する警察署へ確認しておいた方が良いです。
道路上空の飛行はグレーな箇所が多いですが、墜落させて交通事故を誘発するような事態が発生た場合は、色んな罪に問われますので注意しましょう。
河川法
ダムや橋・河原や河川敷など、飛行制限をかけている場所もあります。
川は「級」によって管轄が違うのとその関連施設についても管轄がバラバラです。
飛行前にホームページなどで確認しておいた方が良いです。
その他条例など
公園内飛行禁止など、さまざまな条例があります。
機体をぶつけケガをさせた場合などは傷害罪など・・・
もう、書ききれないほど💦
<次ページ、おわりに・・・>
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