ドローン検定協会認定指導員でもある私が解説します。
ドローンの撮影を依頼したいけど、料金が心配・・・。
そりゃそうだ!結構高額な金額になると思います💦
ドローンを業者に依頼すると業者はもとより撮影内容や用途により金額が全く違います。
その辺を簡単に説明したいと思います。

どんな依頼内容で何をする??
とりあえず思い浮かぶのは・・・
- 1.写真撮影、動画撮影
- 2.支援物資運搬
- 3.救助や捜索
- 4.農作散布
- 5.プラントや高圧電線の点検業務
とりあえずこんなモノでしょうか?
今回は上記の「1」に関して説明します。
他の項目は、特殊すぎてまだまだ一般的ではありませんので
説明は割愛します。
まずは相場を知る
もう、ココだけ見とけばほぼ大丈夫。
空撮ベースってサイトですが、日本全国の中から探せます。

中には古い情報のままの業者さんも居ますが…
ここで全国の相場がわかります!!
空撮ベースにも記載していますが
ついでなのでウチのも紹介させて下さい。
空撮業者の選び方
近場から選ぶ
まずは、空撮ベースから近場の業者を見付けましょう。
どこの業者さんもそうですが、遠方から派遣すると交通費や宿泊費等が加算されます。
1フライトの時間と撮影時間を確認する
大体1フライトはバッテリー1本分の業者さんが多いと思います。
ドローンの仕様で30分フライト可能なドローンでも、
10~15分が相場と思って下さい。
1フライト10分なのに、撮影時間や撮影枚数が決められている業者さんも居ますのでよく確認しておきましょう。

DFHはフライト時間中の撮影時間・枚数に制限はありません
作例を必ず確認する
自身が依頼したい内容の撮影実績があるか確認しましょう。
私もそうですが、作例として見せられない案件もある業者さんもいますので、気になる業者さんが見つかりましたらコンタクトを取って確認して下さい。
依頼料金を安く済ませる方法
撮影イメージを作っておく!!
もう、コレしか無いです。
フライト当日にイメージが変われば変わるほど、フライト時間が伸びます。
なので、事前打ち合わせは十分に行っておきましょう。

当日打ち合わせでは、拘束時間が増えますので中止して下さい。
空撮場所を明確に伝える
これ結構重要で、場所によっては飛行困難・不可能などの理由で
キャンセル料だけ支払う可能性が高くなります。
場所や撮影規模によっては、事前撮影などのロケハンが入る可能性もあります。
ロケハンが入ると、料金は2倍以上かかると思っておいたほうが良いです💦
上記を含め、事前に見積を取っておきましょう。

逆を言えば、見積もり以外の事を行ってくれない
業者さんも居ますので注意して下さい。
見積内容は慎重に!!
動画編集はご自身で
動画撮影の場合、基本的に撮影と編集は別料金です。
少しでも安価に済ませたい方は簡単な動画編集は覚えておいた方が良いです。
自分で飛ばす??
空撮内容によっては、ドローンを購入できる金額になることも多くありません。
じゃ、自分で買って飛ばすか!!
ってのもアリです。自分もそうでしたから✨
しかし現在の法律の元、飛行許可・承認申請無しで飛ばせる場所は無いと思っておいた方が良いです。
ドローンの飛行許可・承認申請や維持には結構な時間や手間がかかりますので、業者さんへ支払う料金はその手間賃も入っていることをお忘れなく。
あと・・・
万が一、法を犯してしまったら責任を取るのはアナタです。
業者へ依頼したときは業者が責任を取ります。
どんな内容であれ、フライトした人が責任を追うことになります。
細かい話ですが、
国土交通へ飛行許可・承認申請を出す場合、業務用途と趣味用途では要件が少し異なります。
趣味用途では出来る範囲に制限が出たり補助員の要件なども厳しくなりますので、ご注意を。
最終手段!! 知り合いにタダで頼む
チョッと極端ですが、プロにタダで頼み続けるのは止めましょう(笑)
結構、わまりにドローンを所有している方って多いと思います。
「じゃ、頼んでみるか!!」ってなると、
一番お手軽ですが、一番リスキーです💦💦
面倒な事になると、頼まれた方も迷惑なので慎重に!
安心な頼み方の見極め方法を教えます。
シンプルです!
安心して頼める人は・・・
「DIPS」・「FISS」
って単語を知ってて理解があります。趣味を極めています!!
安心して頼んでみましょう!!
知ってるが故に断られる可能があることも理解してあげて下さい。
上記2つの単語の意味がわからない人へ
絶対に頼んではいけません!!
最悪、一緒に書類送検される事になります。
最近、見ていて怖いのが高校生や大学生が学校所有のドローンを使って行うイベント。
それを無知な大人が利用する。
やってはいけない事のお手本が多く、しかもそれに乗っかる自治体が居るから恐ろしいもんだ。
まとめ
最後は辛口な言い方になってしまいましたが、
自分への戒めの意味もありますのでご理解下さい。
それでは、ご安全に!!
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