タイトルで自画自賛していますが、本当によく出来ていると思います(笑)
DJI の Mavic2 シリーズあるあるのプラプラしたプロペラを解消させる部品の紹介です。
実は自作する前にAmazonで似たような商品を見付けて買ったのですが、装着し辛かったりすぐに外れたり収納時にケースに入らないなと不満だらけでした。
そこで、無いものは作るの精神で自作しました。
装着画像
どうですか??
まるで買った商品みたい(笑)
相当時間をかけてモデリングを繰り返しましたので自画自賛させて下さい(笑)
各部詳細
まずは上面から
続きまして底面
底面部品とか若干妥協した感の所もありますが、概ね満足です。
3Dモデルの紹介
CAD は AUTODESK社の Fusion360 を使ってモデリングしました。
完成形がこれです。
サクッと出来わけではなく、相当に時間をかけています。
3Dデータ作製 → 3Dプリンターで試作 → スクラップ(笑)→微調整
多分、10回くらい繰り返したと思います。
寸法を取るのが本当に大変で、Mavic 2 って真っ直ぐな箇所が無いんですよ~汗
形状が決まったら、装着時の「しなり具合」など確認しながら厚みを変化させて、またまた試作の繰り返し。
で、
やっと完成~!!!
柔軟性はこんな感じ・・・
材料の選定
結局、「TPU」という柔らかいポリウレタン系の材料で落ち着きました。
最初は在庫のABS樹脂やPLA樹脂で作っていましたが、PLA樹脂は硬すぎてNG。
ABS樹脂は程良く適度なしなり具合がでるのですが、やはりプラスチック。
私が所有しているドローンは全てラッピングしていますので傷がついて剥がれてきます。
そこで色々と調べてたどり着いたのがTPU樹脂。
もう、リールから出した時点でグニャグニャ(笑)
所有している安物の3Dプリンターで使えるか心配していましたが
あと苦労したのが、パラメータ設定で各種温度の設定。
忘れないようにダンボールに落書きしています(笑)
私所有の3Dプリンターでは・・・
ノズル温度:210℃
テーブル温度:50℃
で落ち着いています。ぶっちゃけ、テーブル温度は常温で行けそうですww
雰囲気で言えば、PLA樹脂と似たような設定ですねー。
STLデータの配布
要望が多ければ・・・
3Dプリンターで出力するためのSTLデータの無償配布を考えています。STLデータが有ればご自身の3Dプリンター用のスライサーソフトでG-CODEを作って3Dプリンターに流すのが一番楽と思います。
ご希望の方は、問い合わせして下さいませ。
ちなみに市販品はこちら・・・
それでは、今回はこの辺で終わり~。
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