今回の記事は久しぶりの実用品!!
携帯電話やスマホの持ち込みに制限のある学校ってまだまだ多いんじゃないでしょうか??
(特に田舎の中学校w)
【お家の方と連絡を取りたい時どうするか問題】
緊急の場合は学校の電話が使えると思います。
校内に公衆電話が備え付けられてる場合、基本的にソレを使う事となりテレホンカードや10円玉が必要になります。
(先生に泣きつけば学校の電話や先生の電話を借りることも出来ますが・・・笑)
財布を持たせるのは高校生からかな??っと思ってる私。
しかし、10円玉をカバンにジャラジャラ忍ばせるのはチョッと・・・(笑)
テレホンカードは入手性が低く、磁気に弱すぎて肝心な時に使えなくなる可能性が高いので、候補から外します(笑)
(行方不明になる可能性も大ww)
という訳で、コンパクトに10円玉だけを収納するコインケースを作ることにしました。
目標はペンケースに入る大きさ♪
3Dモデルを作る
まずコレですよね。
今回は作図についてはスキップ笑
描いた図面がコチラ
とりあえず、6枚収納可能。
ここで、チョッと一工夫。
裏に電話番号を入れ込みます。
『DFH』のロゴはオマケ・・・
人の携帯電話の番号って覚えれなくないですか??
このコインケースさえあれば、10円玉を公衆電話にブチ込んだ後にケースの裏の番号を見て電話するだけ✨✨
個人的にはナイスアイデアと思うのだけど笑
(個人情報とかの問題は後で考えるw)
この方法、特許・実用新案は出願しないので真似したい方はどうぞ♬
3Dプリントの準備
上の3Dデータを「STL形式」に変換後、スライサーソフトでG-CODEを生成させます。
<スライサーソフトについての説明はこちらの記事>
スライサソフトに読み込ませた状態がコチラ
今回は柔らかい「TPU」素材を使用。
主な印刷条件は下記の通り。
- 築層ピッチ:0.16mm
- ノズル温度:210℃
- テーブル温度:50℃
- 印刷速度:30mm/s
- 充填率:100%
画面右下の「準備する」をクリックすると「G-CODE」が生成されます。
生成されたG-CODEをUSBメモリ保存して、3Dプリンタに差し込みます。
いざ印刷!!
印刷は、以前紹介したコチラの機械で製作。
印刷中はこんな感じです。
動画はこちら
はい!!出来上がり~。
約1時間半で完成。
ステージから印刷物を剥がします。
この3Dプリンタの良いとこは、剥がす作業が非常に楽!!
(他メーカの3Dプリンタはスクレーパ等で力任せに剥がします。で、破損させますww)
この様に印刷ステージ(青いシート)が簡単に簡単に取り外せ、柔らかく曲がるのでとても簡単に剥がせます!
簡単に剥がせますが、印刷物はガッチリシートに食いついています。
この矛盾な事が普通にできるQIDI製の3Dプリンタ、マジでおすすめ!!
今回、成形物がシートにガッチリ食いつきすぎてたんで、シートヒータはOFFで良いと思います。
仕上がりを見る
実際に10円玉を入れてみる!!
うーん!素晴らしい!!
自画自賛(笑)
3Dモデルとの比較
(図面にミスが有るのに気付いたけどスルーw)
10円玉の抜け防止も完璧✨✨
材質はポリウレタン(TPU)なんで、柔軟性あり。
電話番号とロゴ部のエンボス部分はマジックのインクを流し込んで着色。
シッカリ印刷されてる証拠に毛細管現象によるインクの滲みはありません。
テレホンカードが手元に無いので、図書カードとの大きさ比較。
まとめ
100均に行ったら「5枚で税込み110円」とかで売ってそうだけど気にしない笑
これは、ロマンなのです✨
個人的には、とても便利と思うんだけどな~・・・。
だれか買ってくれないかなぁ・・・笑
そのまま売るのも気が引けるんで・・・
私が指導しながらワークショップ形式などなど、自身で作ったりとか需要ないかしら??
(私が作ったら1枚¥500くらいになると思うw)
『世界に1枚だけのオリジナルコインケース』!
作ってみませんか??
大分県内の方、ウチまで来て頂けると3Dプリンタ体験が手軽に出来ますよ♬
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