無料配布した連射ゴム銃の”stl”データで実際に印刷してみた【印刷条件も公開】

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以前、ここの記事にて無料配布しましたが、実際に印刷できるか不安中も居ると(勝手に)思いましたので、実際に印刷する様子をお届けします。

証拠として(笑)動画を撮っておりますので、お時間のある方は覗いてみて下さい。

使用する材料や3Dプリンタによって、温度や印刷速度の各種条件は違ってきます。

参考程度になればと思います。

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今回使用した材料

今回は動画も用意したので、カッコ良い色を使いたかったけど・・・

在庫で多く余っている透明のABS樹脂にてサンプル作製しました笑

後で気付いたんだけど、透明の樹脂って3Dプリンタで印刷すると汚いんですよ

全然透明じゃない

だから使わない⇒余る

こんな感じで申し訳ないですが、最後までお付き合いください。

印刷データを用意する

まず、下の記事からダウンロードします。

最後のページダウンロードデータを置いております。

最初から見るのが面倒な方は、一気に最後のページまで飛んでもOKです(^^♪

全部で5パーツあります。

印刷条件

今回印刷したメインの各種条件のみ公開します。

使う材料や機械によって微調整が必要ですが、参考にはなると思います。

レイヤー高さ:0.2 mm

印刷速度:45 mm/s

インフィル速度:65 mm/s

エクストルーダ温度:230 ℃

ベッド温度:95 ℃

ブリム無し(地下印刷)

細かいデータは画像にて・・・

ダウンロードしたstlファイルを、お使いのスライサーソフトで読み込んで G-CODE を作成して下さい。

ここで紹介しているスライサーソフトは「QIDI」の純正ソフトですが、汎用の「Cure」でも似た様な感じなので大丈夫と思います。

「QIDI」自体が「Cura」ベースなのですが・・・。

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イザ!!印刷

いよいよ印刷します。以下は、冒頭で紹介した動画を見た方が楽かもです。

全パーツを並べて一気に印刷することも可能ですが、リスクもありますので個々の判断で良いと思います。

ボディー

まずは大物から片付けます。

スライサーソフトに読み込んだ状態がコチラ。

サポート材はこんな感じで付く予定。

断面はこんな感じ。

グリップ内のサポートは非常に取りにくいです。頑張って取ってくださいww

印刷したモノがコチラ・・・

きったね!!

サポート材の付き方がイマイチで汚いですが、約7時間半で印刷完了。

サポート材の除去が地味に面倒臭いです。

グリップ内のサポートを綺麗に取らないとマガジンが嵌まりません。

バレル

バレル(銃身)を印刷します。

最初に作ったボディーと比べると楽勝です♪

印刷向きはこんな感じ。

立てて印刷するとサポートレスで作れますが、強度的に不安なので寝かせて印刷します。

断面映像♪

印刷終了~✨

マガジン

私の自信作でもあるマガジンです

タマ(輪ゴム)を収納し仕込めるロマンある部品です♪

自信作ですが、無くてもゴム銃としての機能は発揮できますので面倒な方は製作スキップしても大丈夫です。

印刷向きはコチラ。

立てても寝かせてもサポートが付きます。そして剥がすのが面倒です💦

強度を考え、寝かせた状態で印刷しました。

印刷終了~✨

サポート材を剥がします。

トリガー

トリガー(引き金)を印刷。

アクセントを付けるために、使用する材料を変更しています。

材料はABS樹脂の蛍光グリーン。各種条件はこれまでの部品と全く同じです。

ここから小物なので印刷速度を15%ほど低くした方が綺麗に仕上がる場合もあります。

この部品は迷わず寝かせて印刷。

印刷終了~✨

サポートを剥がします。

歯車

輪ゴムを引っ掛ける歯車状の部品の印刷。

この部品も迷わず寝かせて印刷。

印刷終了~✨

サポートを剥がします。

以上で、全ての印刷は完了です✨

組立・組立準備

詳細な組立は動画コチラの記事を見て頂く方が良いです♪

ここでは、ザックリとした説明のみ行います。

ます、ボディーとバレルを接合します。

接着剤無しでもガッチリ組み立てられます。

3Dプリンタの精度によっては、キツかったり緩かったりすると思います。

組み立てる時に接着剤を使うか判断しても良いと思います。

今回は接着剤にて確実に固定。

小物部品のサポート材が付いていた面は表面が荒れています。

サンドペーパーやヤスリで磨いても良いですが、上記で使った接着剤を塗り葉面を溶かす事によって表面を滑らかにしました。

後は止めネジや金属棒を使って組み立てれば終わりです♪

おわりに

今回のモデルの最大の設計ミスポイントは、軸として使う止めネジのサイズを統一できなかったこと。

当初M5サイズ箇所の軸は力が掛からないので、ボディーと一体成型で設計していました。

しかしそうすると、サポート材の除去が困難になったり整形が綺麗に出来なくなったり等の不具合が発せしたため、後付けの別パーツとしました。

その時に軸のサイズを4mmにしておけばと後悔しております(;^ω^)

需要があれば再設計しますが、とりあえず現状のモデルで楽しんで頂ければと思っております♪

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